セレナ フルモデルチェンジでノア・ヴォクを追撃

セレナの代名詞と言えば、6年連続ミニバン販売No.1というものだが、最新の2014年はNo.1ではありません。2013年までの話です。

日本自動車販売協会連合会調べの統計で、2014年はミニバンの中ではヴォクシーが1位の109,174台で、セレナは2位の76,909台。そのすぐ下に3位のノアの69,605台です。事実上ノア・ヴォク兄弟に大きく差をつけられてしまっているのが2015年現在の状態です。

実は、それ以前2013年・2012年は、ノア・ヴォクシーを合算してもセレナの方が上でした。その前の2011年はノア・ヴォクを合算すると負けますが、車種単体ではセレナの圧勝でした。

日産 セレナ

2014年1月20日にフルモデルチェンジされたノア・ヴォクシーに対し、セレナは2010年11月にフルモデルチェンジされ、2013年12月にマイナーチェンジされたモデルが現行の4代目セレナです。流石に真新しさを考えると、4年の差は販売台数に影響するのも当然です。

更に2015年4月にはステップワゴンもフルモデルチェンジし、その前年2014年10月末に発売されたノア・ヴォクシー兄弟の末っ子 スクァイアが販売台数を伸ばしています。この現状を6年連続 No.1を謳い続けてきた日産が黙ってみてるわけがありません。

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セレナのフルモデルチェンジは2016年 秋が有力視

現行のセレナは、正直言って燃費がダメダメです。20Sモデル以外の2WDはS-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)を搭載しているんですが、15.4~16.0km/Lです。4WDだと13.6km/Lです。

セレナのS-HYBRIDは、ハイブリッドと名前は付いていますが簡易的なもので、発進時や加速時に少しアシストする程度で、プリウス、アクアなどのド定番ハイブリッドのように低負荷時にモーターのみのEV走行は出来ません。ですから、燃費改善の効果が非常に小さいです。

燃費改善というよりも、簡易的でもハイブリッド機能を搭載することでエコカー減税・エコカー補助金の対象になり、他車より買いやすくした感じのハイブリッドです。

ですから、次のモデルではS-HYBRIDではなく、EV走行できるストロングハイブリッドを出す以外道は無いでしょう。

ノア・ヴォクシー ハイブリッドの23.8km/Lを超えられるか!?

問題は、現行のノア・ヴォクシー ハイブリッドの23.8km/Lを超えられるかどうかです。超えない事にはフルモデルチェンジのインパクトに掛けますから、至上命題ともいえます。

実は、海外で既に2.5Lのストロングハイブリッドシステムを搭載したSUVが発売され、2015年4月にはエクストレイルにハイブリッドが追加されました。2.0L+モーターで燃費は2WDで20.6km/Lです。

この数字を何処まで伸ばせるかもポイントですが、トヨタ式のハイブリッドと日産のハイブリッドの違いが、エンジンとモーターを切り離せるクラッチ機能の有無です。トヨタ式はクラッチ機能が無く、日産にはあります。

コレで何が違うのかというと、エンジンとモーターを切り離せないから、どんな状況でもエンジンのパワーをモーターに伝えた上で利用しているので、高速巡航時などにエンジンがモーターを引きずる形になるのでロスがうまれます。街乗りのストップ&ゴーでは燃費が伸びるけど、高速巡航で燃費が伸び悩むのはコレが理由です。

その点で、エクストレイルに搭載されているハイブリッドシステムは、高速域でもEV走行を頻繁にする点です。

まだフルモデルチェンジの予想期日まで1年以上ありますので、どこまで数値を伸ばすのか、実際の乗り心地に反映させるのかが楽しみです。

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