結婚で変わった車検証の苗字・住所の変更方法

結婚で車検証に記載されている名前の苗字や住所が変わった場合、変更しなきゃいけないというのが建前です。するかしないかはご本人の意志ですが、最後に売却したり下取りに出したりという時に、面倒なことになるので早めに変更することをお勧めします。

車検証を見れば一目瞭然ですが、↓この部分の変更です。

車検証

所有者は同じで、苗字が変わるだけ、住所が変わるだけ、若しくはその両方などの場合変更登録と言い、所有者自体を変える名義変更(=移転登録)とは別です。

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車検証の氏名・住所の変更登録に必要な書類など

  1. 車検証
  2. 所有者の認印
  3. 現在の住民票
  4. 住所の変更が証明できる書類
    • 住民票の除票
    • 戸籍の附票 など
  5. 苗字が変わった事が証明できる書類
    • 戸籍謄本
  6. 車庫証明

この中で面倒なのが、4~6です。戸籍謄本と車庫証明は分かりますが、住民票の除票とか戸籍の附票なんて聞いたことないですよね?↓これが住民票の除票です。

住民票 除票

転出した元の市町村に請求するもので、転入元・住んでた住所・転出先の3つが記載されています。例えば、札幌市から高松市に引っ越して、さらに広島市に引っ越した場合、高松市で住民票の除票を取れば、高松市の住所だけでなく、札幌市・広島市の住所も掲載されます。

車検証の住所変更は、車検証に記載されている住所から、現住所までの経緯を全て公的書類で証明しなくてはいけません。ですから、2度引っ越してる場合は1度目の自治体、、、上の例だと高松市で住民票の除票を取れば、1枚で2回の引越の経緯が証明できます。

住民票の除票は、引っ越してから5年間しか取得できませんので、気を付けましょう。

戸籍謄本

住民票の除票が取れない場合、戸籍の附票でも住所の推移が分かります。本籍のある役場で取得できます。結婚で苗字が変わった苗字を修正する場合、戸籍謄本も必要なので戸籍謄本と戸籍の附票を同時に取得すると手間が省けるかもしれません。

車庫証明は面倒だけど自分で取得できます。

車庫証明はいつもディーラーや中古車店が代行してくれていて、自分で取った事が無いかもしれませんが、難しいことではありません。

まず、自分の土地なら自認書(保管場所使用権原疎明書面)、借地・借家・月極め駐車場なら保管場所使用承諾証明書を用意します。それと、所在図・配置図も書きます。所在図が土地の場所で、配置図はその土地の中のどこに車を停めるかを書いた図です。それを、車検証と一緒に最寄りの警察署に持って行きます。

警察署で申請書を書いて、所定の手数料の印紙を買って貼れば申込み完了です。その場ではもらえませんので、数日後に取りに行きます。

必要書類と印鑑を持って陸運局や運輸支局へ

あとは、所管の陸運局や運輸支局へ出向くだけです。私は1度突き返されました、、、引越しの履歴が繋がりませんでした。よくよく確認してから行きましょう。

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