MPVはモデルチェンジでMPVとして残るのか、新車種CX-9との統合かで消えるのか注目を集めています。いずれにせよ時期は2015年度末(2016年2月・3月頃)でしょう。というのも、年度初めの決算説明会で、年度末に新型CX-9を投入すると明言しています。
「CX-9と言われても知らない」という方が多いでしょう。それもそのはずCX-9は国内向けではなく北米市場向けのクロスオーバーSUVで、2007年から発売されています。実はMPVも1988年に北米専用車として発売され、2年後の1990年に国内販売が始まりました。
▼コレが現行のMPVです。
現行モデルは2006年のフルモデルチェンジされた3代目で、2008年にマイナーチェンジされた後期型です。フルモデルチェンジからもう10年になりますから、そろそろ何がしかのアクションがあってしかるべきだと思います。
CX-9をどのように国内向けにアレンジするか!?
まだCX-9との統合が決定的になっているわけではありませんが、夢があるのでその方向で掘り下げたいと思います。
▼コレが現行のCX-9です。
排気量 | 3,726cc | エンジン | 3.7L DOHC 24-valve V6 |
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全長 | 5,108mm | 全幅 | 1,936mm |
全高 | 1,728mm | ホイールベース | 2,875mm |
現行のMPVはというと、、、
排気量 | 2,260cc | エンジン | 2.3L DOHC 16-valve 直4 |
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全長 | 4,860mm | 全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,685mm | ホイールベース | 2,950mm |
排気量とエンジン、全長の違いが大きいですね。国内仕様としてこのご時世に3.7L V6や全長5mオーバーは考えにくいので、ダウンサイジングしてくると思います。
エンジンはスカイアクティブ化されて、現行のCX-5と、新型プレマシーの導入がうわさされている2.2Lスカイアクティブディーゼルと、スカイアクティブGの2.5Lと2.0Lがラインナップされるのではないでしょうか。
車格は現行のMPV近くにダウンサイズされるでしょう。
CX-9(=新型MPV)スライドドアが付くのか付かないのか!?
ポイントになるのはスライドドアの有無です。このサイズの車格で3列シートでスライドなしは、猫も杓子もスライドというご時世で、国内需要にそぐわない感はアリアリです。
今後、このMPVとビアンテをどう発展させていくかが注目です。プレマシーだけでは心もとない一番人気のミニバン市場と決別するのか、MPV・ビアンテを発展させて新しく挑戦するのか、個人的に非常に興味を持っています。
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