新車購入時の値引き交渉の心得 自分だったら編

新車を買う時、誰だって『誰よりも安く買いたい。』と思うはずです。ネットを調べれば値引き目標額も出てるし、雑誌も値引き交渉術の特集なんかも山ほどあります。

これらの情報を参考にするのは勝手ですが、都市部と田舎では事情も違うし、ディーラーでも違う、営業マンひとりひとりでも考え方が違うわけです。

受験勉強のように問題の答えが1つの場合、解き方を知ってトレースすれば答えを導けますが、そもそも設問が違う問題の答え(=値引き目標額)ありきで解き方(=値引き交渉術)を学ぶことはどうなのかな?と思っています。

一通り目を通すのは良いと思いますが、鵜呑みにするのはどうかと思います。

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値引き交渉術ノウハウに欠けてる『自分だったら』

自分が営業マンだったら今の状態をどう見ますか?ネットや雑誌で新車の値引き交渉術がアレコレ書かれていて、自分が売る車の値引き目標額も簡単に調べられる状態です。

それを徹底的に調べませんか?私なら、客が見てる前提で徹底的に調べ上げます。

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お客にとっては一生に数台しか買わない新車ですが、営業マンはそれを何十台と売ってきてるわけで、毎日毎日ノルマと闘いながら試行錯誤して営業を掛けているんです。そう考えると、付け焼刃の値引き交渉術で営業マンに太刀打できるワケが無いと思いませんか?

私が新車の営業マンだったとしたら、お客の頭デッカチになった値引きノウハウを逆手にとって営業掛けると思います。自分と家族の生活が懸かってるんですからね。

買い物は騙し合いじゃないんじゃないかな?

そもそも、営業マンに騙されないように闘うというスタンスが間違ってると思います。

ここでも『自分だったら』と考えてください。

自分だったら、いきなり喧嘩腰で値引け値引けと行ってくる客や、対抗馬の見積書を見せて「ここより安くして」を繰り返す客、目の前で別の営業マンに電話して「●●万円値引くって~、どうする?」なんて言う客をどう思いますか?

凄く嫌ですよね。こんな嫌いですよね。

売りたいのは山々だけど、気持ちよく値引きできるか?と言えば、気持ちよくないと思います。もし他に気持ちよく頭を下げられるお客さんが居たら、そっちに頭を下げてめいっぱい値引きして成約取りたいと思いませんか?それが人間の心理だと思います。

だとしたら、やっぱり人としてのマナーを守るべきだと思います。

値引き交渉するにも、あくまでも値引き目標額は参考にして、自分が気持ちよく買い物できる営業マンから買うのが良いと思います。

コンビニで弁当買う時に、喧嘩腰で「やってやんよ!」って顔してレジに持って行きませんよね?さらに、ニコニコして爽やかな店員と、ブスッとして声の小さい店員なら前者を選びますよね?

極論そういう事だと思うんです。『自分だったら』嫌な事をしない。値引き交渉術の重要なポイントだと思いますので、参考にしてください。

新車購入時の値引き交渉の心得 自分だったら編

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