新車 5年ローンを組む前に考えるべき事

新車は5年ローンを組む方が結構多いです。フルローンでも残価設定型クレジットでも新車の場合5年が目安です。もう少し早く済ませたかったら3年(36回)、借入額が多くフルローンで支払い期間が長くてもいいなら6年(72回)もあります。

今回は新車を買うのに一般的な5年ローンをベースに考えたいと思います。

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フルローンか残価設定型クレジットかを選ぶ

恐らく、ディーラーでは残価設定型クレジット支払を勧められると思います。

誘い文句は↓こんな感じです。

  • 月々の負担が少ないですよ
  • フルローンより金利が安いですよ
  • 5年後に残価分を払うか、乗り換えるか選べますよ
  • 残価分を払う時、再ローンもできますよ

確かにもっともなアピールポイントです。ただ、5年後に乗り換えるつもりがない(=5年後に残価分を支払う)つもりなら、あまりメリットはありません。総支払額が多くなるだけです。

残価設定型クレジットのデメリットの具体例

フルローンの金利と残価設定型クレジットの金利を聞いて、その場でシュミレーションしてもらいましょう。メリットに頷くだけでなく、少しでも気になる事があればガシガシ聞く事!最初からデメリットばかり言う営業マンはいません。でも聞けば嘘をいう事は無いはずです。

個人的には、乗りつぶす若しくは、10年以上乗るつもりなら、頭金をかき集めてフルローンを組んだ方が良いと思います。5年後に乗り換えるつもりなら、頭金なしで残価設定型クレジットが良いと思います。

残価設定型クレジットにするなら、本当に5年ローンが良いの?

残クレで頭金を積んで、月々の支払額を抑えても最終的には乗り換えるんですから、多少月々の支払額は増えても残価率の良い4年(48回)・3年(36回)を検討するのもアリだと思います。そうすればもっと早いサイクルで新車に乗れます。

当然ながら、残価率が高い=最終回支払額が多い=総支払額-残価設定額が安いとなるわけです。実際、ステップワゴンを年率3.5%でシュミレーションしてみました。

残価設定型クレジット シュミレーション結果

5年だと約217万、3年だと約170万の支払額で、その差48万円です。月々は11,400円3年払いの方が高くなります。常に新車に乗りたいなら、サイクルを短くした方が、出費は少なく新車に乗り続けられます。

ただ、3年後に乗り換えて、その2年後の合計5年間の支払総額は、1台目を残クレで5年ローンにした方が安くなります。当たり前ですよね、、、2台目の新車に乗ってるわけですから。

フルローンにするなら、金利の低いローンを探そう!

ディーラーのローンは、ローンという名前ではありますがクレジットです。金融機関のローンの方が、審査は厳しいですが金利は低めです。ダメ元でも当たってみる価値はあります。

マイカーローンとクレジットの決定的な違い

というわけで、ディーラーで言われるがまま5年ローンを組むより、自分で考え八方手を尽くして一番自分にとってメリットのある支払方法を探すのが大切です!

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