タント N-BOXの違いを徹底的に比較しました。

ダイハツ タントとホンダ N-BOXは、スライドドアの
軽自動車でよく比較される車種です。

グレード設定や価格も比較的近いものがあって、
新車を買う場合で、タントとN-BOX どっちを
本命にしようか悩んでいる方も多いでしょう。

ここでは、タントとN-BOXの広さ・装備などの違いと、
世間での評価が分かれているポイントをまとめました。

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タント N-BOX 比較【車両データ】

ダイハツ タント ホンダ N-BOX
全長×全幅×全高(mm) 3,395×1,475×1,750 3,395×1,475×1,780
ホイールベース(mm) 2,455 2,520
車両重量(kg) 940 950
室内寸法
長×幅×高(mm)
2,200×1,350×1,365 2,180×1,350×1,400
燃費(km/L) 28.0 25.6

タント 2WD X SAⅡ・N-BOX 2WD G

諸元表の数字で違う点は、ホイールベースの長さと、JC08モード燃費です。
その他は、ほぼ変わらない程度の差です。

N-BOXのホイールベースの長さは、軽自動車最長です。
横から意識してみると分かりますが、バンパーが
とっても薄いのが分かると思います。

ホイールベースが長いことで、安定性が増します。
実は普通車フィットの2,530mmに限りなく近い数字なんです。

燃費に関しては、JC08モードの数値なので、
巷の評では、実燃費は大差ないと言われています。

タント N-BOX 比較【主要装備】

続いて、それぞれ特徴的な装備で比較します。

まず、タントの一番の特徴 左側のピラーレス スライドドアです。

タントには助手席と後部座席の間の柱がありません。
厳密にいえば無いのではなくドアに格納されています。

ですから、助手席のドアとスライドドアを開けると、
その幅は1,490mmにもなります。

一方、N-BOXは柱がありますので、左右どちらも640mmです。

ただ、「乗り降りするたびに助手席のドアも開けるか?」というと
そんな面倒なことはしないはずです。タントのスライドドアのみの
開口幅は左が605mm、右側は595mmで、N-BOXの方が広いです。

自転車や大きい荷物を載せる時、タントのピラーレスが威力を発揮します。
ただ、「格納式のピラーは安全性に不安が残る」という評があるのも事実です。

どちらが良いかは、実車を見て判断してください。

次に、シートアレンジについてです。

タントは助手席のシートバック前倒し機構がとても便利です。
助手席の背もたれを完全に前倒し出来て、
前後に大きくスライドできます。しかも運転席に座ったまま
簡単に操作できるように工夫されています。

また、後部座席も左右別々に前後スライドできます。
後席のスライド幅24cm、助手席が38cmも前に出るので、
最大69.5cmも荷物を載せられる平らなフロアが作れます。

これと、ミラクルオープンドアで大きなモノの
乗せ下ろしが非常に楽です。長尺のモノも乗せやすいです。

N-BOXはタイプ別メーカーオプションで、
後部座席のスライド機能(スライド幅19cm)も付けられます。
助手席の前倒し機能はありません。

シートアレンジ・使い勝手の面ではタントの勝ちなのは明らかです。

他には、タントがセンターメーターなのに対し、N-BOXは右側です。
これはかなり好みが分かれる点なので、実車に乗って比べましょう。

タント N-BOX 比較【衝突安全性】

タント、N-BOXの衝突前線性実験の動画があったので見ておきましょう。

タントは側面衝突で横転してますね。
それとオフセット前面衝突試験で、ピラーの前後がめくれ上がってます。

どちらが安全性で劣ってるなんてことは無いと思います。
ただ、高いお金を払って新車を買うわけでですから、
細かい情報も頭に入れて比較してみてください。

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