シエンタのフルモデルチェンジの全容が明らかになってきました。最新の自動車情報誌7月号は、こぞってシエンタのフルモデルチェンジの内容を書いてました。
と言うわけで、要点をピックアップして予想ではなく新型シエンタの全容を紹介します。
デザインをガラッと一新!1.5L ガソリン&ハイブリッド
ご覧のように、現行のシエンタとは似ても似つかないデザインになりそうです。丸ライトにぽわんとしたデザインが印象的だったのが、前から見たら強烈な釣り目デザインで、フロントグリルも現行と比べると厳つい感じのデザインになります。
アクアの背を高くして、両側スライドを付けたミニバンという表現が適当かもしれません。
サイズは若干ですが現行より大きくなります。全長で115mm、高さが5mmの違いです。
新型シエンタ | 旧シエンタ | ホンダフリード | |
---|---|---|---|
全長 | 4235mm | 4120mm | 4215mm |
全幅 | 1695mm | 1695mm | 1695mm |
全高 | 1675mm | 1670mm | 1715mm |
約10cmの長さの違いはサードシートの快適性の面で活きてくるでしょう。競合車のフリードと比べても、全長で20mm長いです。セカンドシートの形状が異なる6人乗り仕様もあり。
燃費の具体的な数値はまだ出てないみたいですが、1.5Lの直4DOHCと、ハイブリッドの2系統。ガソリンは2WD・4WD、ハイブリッドは2WDのみ。
現行と比べ、ハイブリッド、4WD、6人乗りなどが選べるようになるのが嬉しいです。
メーカーオプション?セーフティセンスCも搭載出来る!
予防安全パッケージのセーフティーセンスCが付くのも大きな違いです。どのグレードに付くのかは不明ですが、フリードはホンダセンシング(安全運転支援システム)未搭載ですから、大きな差別化になるでしょう。
細かい点ですが、スライドドアの開口部が実開口幅 665mm・ドア開口高1,145mmになります。開口幅600mmフリードよりかなり広く、乗り込み高さも330mmの新型シエンタと、395mmのフリードより6cm以上低く乗りやすくなります。
細かい点ですが、大きく水を開けられたホンダフリードを意識して、フルモデルチェンジした形跡が伺えます。
カローラ店専売解除!トヨタ全系列店で販売!
これまでカローラ店専売だったのが、トヨタの全系列店で販売されるようになるのも非常に大きい変化です。
発売日は2015年7月16~18日だそうです。月販1万台以上の量販を目指すそうですから、トヨタ的にかなり力を入れた販売戦略を打ってくると予想されます。
販売店が増えるのは、ユーザーとしてもトヨタ系の販売店通しの値引き競争が出来るので、非常に良いと思います。同じ車種での価格競争が一番分かりやすいですからね。
2015年7月22日 追記
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